赤外線調査とは、建築物の劣化状況を確認する調査方法の1つです。ドローンの赤外線調査では赤外線カメラを機体に搭載し、主に外壁や太陽光パネルの点検をします。特に太陽光パネル点検においては、ホットスポット発見に貢献します。MW級の広大な敷地をドローンで撮影することで、コスト削減、点検時間の短縮を実現し、その他害獣の生態調査なども行えます。
なぜドローンでやるのか
01
ミリ単位で建物の劣化を把握
高解像度のカメラにより、建物内の雨漏り箇所を発見できます。雨水が原因となる漏水は住宅トラブルの元ですが、赤外線調査では雨漏りの侵入経路を把握します。ミリ単位の建物の劣化も見逃しません。赤外線を通して建物を確認すると劣化部分を浮いた箇所として発見できます。
02
広大な太陽光施設も1日で調査可能
太陽光発電パネルの異常箇所や故障箇所などの点検作業も1日で完了可能です。人力作業と比較して約4倍ものスピードで点検するため、迅速な対応を行います。ドローンによる上空からの撮影により、人が点検箇所から落下する事故リスクを軽減し安全な調査ができます。
03
夜間での撮影も可能。夜行性の害獣調査にも対応します。
赤外線カメラを用いることで夜間の撮影も可能となります。例えば、夜行性の害獣の生息範囲を正確に把握したり、生息数や行動など今まで目視や捕獲頭数で確認してきた生態についても赤外線カメラ搭載機のドローンを使えば調査できます。真っ暗な山の中でも通常の調査では確認できない害獣の動きを把握できます。
事例
太陽光パネルのホットスポット写真
サーモグラフィーカメラを活用することで、異常個所を一目で確認できます。
漏水箇所の写真
緊急を要する漏水調査や危険な高所での調査も迅速に点検することが可能です。
報告書の見本
赤外線カメラで撮影したデータを元に解析報告書を
作成。